先ずは自己紹介をさせていただきます。
はな萌 3代目 森作 万実 と申します。
今日で43歳になりました！！
42歳になったばかりの私はまさか呉服屋を継いでいるなんて夢にも思っておりませんでした。
2020年1月より15年務めた証券会社を退職して
父が経営する呉服店に勤めることを決めました。
43年間の私の人生は平凡といえば平凡・・・
波乱万丈といえば波乱万丈・・・捉え方は人それぞれかと思いますが・・・
呉服屋の長女として葛飾区新小岩に生まれ、
千葉県市川市で生まれ育ちました。
土曜日は必ず祖父母の呉服店に遊びに行っておりました。
呉服店の2階は日舞のレッスン会場になっており
いつも人が行き来するにぎやかな場所でした。
私は中学生になるとお客様にお茶を入れる係で
そのころから「おもてなし」することが楽しいな。と感じるようになりました。
その後、高校1年生の夏休みにヨーロッパへ
なんと世界の広いこと！！英語が話せれば世界が広がる！！
私のテーマはホスピタリティ（おもてなし）と英語（海外）だな。と。
ということで、ホテルのコンシェルジュになることを夢見て
海外の大学でホテルマネージメントを学ぶことを決意！！
ただ、日本の大学に行って欲しい両親の思いを汲んで
日本の短大でホスピタリティを学んで、卒業後いざ海外へ！！
本当はスイスの全寮制のホテル学校にいくはずが・・・
色んなハードルがあり、ハワイ大学でホテルマネージメントを学ぶことに。
下は最初の寮のルームメイトと
ハワイで勉強！？と思われますが・・・日々課題と宿題に追われ
ハワイを楽しみ始めたのはだいぶ慣れた1年半後。サーフィンやったり、ビーチでボランティアしたりwwwでも平日は勉強！勉強！ハードでした💦
それでも毎日ハワイの心地よい気候や景色には日々癒されておりました。
そしてインターンシップはモアナサーフライダーのVIPラウンジ
沢山のことを経験し、たくさんの人たちと出会う素敵な時間を過ごしました。
無事卒業後は日本へ・・・
留学中は今の旦那さんと遠距離恋愛をしており
帰ってきたら彼との生活を大切にしようとホテル就職をすぐにせずに（土日休みを希望のため）
派遣社員としてある外資系証券会社に入り・・・すぐに正社員オファーをいただき
それからまさかの15年勤務となりました！！！
本当に当初はバブリーな会社で驚くことばかり、
でもほんととにかく楽しかった！！色々大変なことはありましたが、ストレスもなく
会社員生活を楽しみました
・・・そこから資本形態が変わり社長が日本人になったところから
暗雲が・・・そこからは会社生活が毎日ストレスになっていき
部署内の雰囲気も悪く、もう逃げ出したい。。。と思いながら7年。ながっ。
子育てが生活の中心にあったので、なかなか退職や転職に踏み切れませんでした。
そんな暗黒時代には最愛の母を癌でなくしたり、主人の両親と同居がスタートしたり（ネガティブな意味ではないです！）
突然業務が変わり社長秘書になったり・・・目まぐるしく回転し始めて…
自分のしたいこと・・・自分の残りの人生をどう歩むか・・・誰のために貢献出来るのか
一度の人生、会社で過ごす時間が1日で一番長いのに
こんな苦痛に感じる毎日を過ごしてよいのか・・・
自問自答の日々を繰り返し
「コンスタントに毎月必ずもらえるお給料にだけしがみついている毎日！！！」
「これではいけない！！！」
そんな日々の中、「着付を万実に教えなければ死ねない」と病床で言い続け
最後は叶わぬままこの世を去った母の思いを胸に
会社近くの着付教室に通うことに。
そこでまさかの「あれ！楽しい！」
「そういえば呉服屋の娘だ！ワタシ！」
『あっ！呉服屋継ごう！！』
旦那様に話したら
「やったら良いよ！応援するよ！
実は前からやれば良いのにと思っていたんだ」と
弟も
「すごくいいじゃん！がんばって！」と
おもいがけず周りが賛成してくれたので
そこからはあっという間に退職を決意し
ストレス生活から足を洗うことに。
そんなこんなで2020年1月より
「はな萌 3代目 森作万実」として歩むこととなりました！
まだまだ学ぶことが多く、ペイペイの平社員ではありますが
着物を身近に感じてもらうこと
着物を好きになってもらうこと
日本の民族衣装、日本の文化を誇りに思い、世界に広めていくこと
あんなこともしたい！
こんなこともしてみたい！
沢山のやりたいことを胸に
そして何よりお客様に寄り添って！！
ホスピタリティマインドと共に
一歩ずつ歩んでいきたいと思っております。
長くなりましたが
今後とも『はな萌』をどうぞよろしくお願いいたします！！
